日田玖珠地域産業振興センター

中島農場 「自慢のお米、原木椎茸」お客さまの美味しいのために

良質な原木椎茸を自社栽培にこだわって生産している中島農場さん。人に恵まれ、これまで多くの場面で助けられてきたと語る中島さん、にこだわりをお伺いしました。

人との出会いが縁に

もともと椎茸とお米作りの農家でした。集落自体が700年の歴史があり、先祖を辿ると300年ぐらい前から続いていて、私で十何代目かなんです。
平成元年にお米の直販を始めました。最初のうちは病院関係が主な取引先でしたが、それが百貨店関係にも広がっていくようになって、会社組織にしたのは平成17年です。
今でも日田市内や別府などの病院さんや老人ホームさんと取引させていただいています。
実は、若いころにバイクで大事故を起こしてしまい、生死の間際だったことがあります。長くかかりましたが、幸いにも助かりました。その時、何か大きな力に引っ張られているかのような不思議なものを感じ、何かまだやりなさいと誰かに言われているかのような気がしてならず…。その後、発起し、アメリカに農業留学をしました。そこで、たくさんの経験をし、今もその時の学びや考え方が生かされています。
ぼくは人に恵まれていて、要所々々で助けてくれる人に出会うんです。人の繋がりに感謝です。

これだけは負けない!おいしさのこだわり

椎茸は、ほとんど自社原木です。木を切ってそれに菌を打って、椎茸を発生させるという自然のサイクルにこだわっています。肉厚で風味豊かな上質の椎茸ができます。
お米作りは、肥料を買うのではなく、畜産農家さんに藁や飼料米を提供して、牛糞や鶏糞の堆肥をもらい、田の肥やしに使用し、循環型農業を続けています。甘みや粘り、つやのバランスのとれたおいしいお米が育ちます。
椎茸とお米以外にも、たくさんの加工食品を作っています。
食品の加工もすべて自社で行っています。手作業なのであまりたくさんはできないのですが、その分、素材の良いものにこだわって作っています。

お客様の声から生まれた、商品たち

うちの商品は、お客さまから「こういうのないんですか?」のお問い合わせや提案でできたものが多いんです。
昔の田舎のおばあちゃんの知恵で煎り玄米や押し麦などの加工技術は持っていました。ただ、それが商品になると思っていませんでした。
「さくさく玄米」や「椎茸の粉末」も、お客さまの声から生まれた商品です。手軽に使ってもらいたいですね。椎茸が苦手なお子さんは多いですが、粉末なのでふりかけにもなりますし、ダシも出やすいですし便利ですよ。
また、おつまみ感覚で食べられるものはないか、ということで開発した「乾燥どんこのオリーブオイル煮」。肉厚の椎茸は水で長時間かけて戻さなければいけませんが、これは開けてすぐそのまま食べられます。オリーブオイルもエクストラヴァージンの良いものを使っており、パスタに和えても美味しいですよ。チャーハンもこれがあれば油なしで作れるのでおすすめです。
「椎茸の佃煮」は常温保存できるレトルトなので、切るだけですぐに食べられます。辛子に和えると辛子椎茸に、めんつゆにわさびと入れるとすごく美味しいつゆに変身します。

お客さまの「美味しい」のために

お客さまのニーズに合うものをできるだけ提供したいという思い、そこが一番のこだわりですね。買っていただいて「美味しかった」と言っていただけるのがやっぱり最高です。嬉しい声だけじゃなく厳しい声も受け入れて次に活かしたいと思っています。
近年は若い人の椎茸離れが叫ばれていたこともあり、新しい提案でその状況を打破したい、業界も元気にしていきたいです。

~こだわりを持ち続け、安心安全な食品づくりをされている中島農場さん〜

お客さまに喜んでもらえるよう、日々向き合っておられる姿勢に感銘しました。その愛情溢れたおいしいお米、椎茸や加工食品を、皆さまもぜひお召し上がりください。

連絡先

有限会社 中島農場
大分県日田市大字西有田2419-3        

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